大学1、2年終了時の取得単位が「2」だった丈太郎です。
ゴルフって普段使い慣れていない単位を使いますよね。
ゴルフの時は何気なく見たり、聞いたりして使っていますが、実はこれなんだっけ?
といった感じでふとした時に気になりません?
もちろん、ご存知の方もいるかと思いますが、改めてゴルフの単位をご紹介したいと思います!
まずは・・・
「yard(ヤード)」
1yard = 0.9144m
これは、わからなくても、あまり困りませんね。
だって、練習の時から練習場でも「yard」って書いてありますからね!
次は・・・
「inch(インチ)」
1inch = 2.54cm
これも、知らなくてもクラブに○○インチって書いてありますし、
「inch」以外で表示してるクラブはありませんからね!
続きまして・・・
「feet(フィート)」
1feet = 12inch = 30.48cm
ただ、ゴルフの場合、距離として使用する場合はあまりありません。
グリーン上でのボールの転がりの速さを表します。
カートやキャディバックが置いてあるマスター室付近に、
「本日のグリーン○○フィート」
って書いてありませんか?
これは、グリーンの速さをスタート前のみなさんにお伝えしているということです。
Stimpmeter(スティンプメーター)という滑り台のような測定器にボールを乗せて、
ゆっくりと傾けるとボールが転がり出します。
これを3~4回繰り返し、その転がった距離(フィート)を平均化して速さとして表記しています。
それが「本日のグリーン○○フィート」となるのです!
(※S吉クンのゴルフ研究「
ゴルフ雑学 高速グリーンはどうやって作る?」から転用)
ちなみに・・・
普段、僕らがラウンドしている時は、7.5~9.5フィートぐらいだと思われます。
プロのトーナメントを開催するときは12フィート以上だと言われています。
どんどんマニアックなっていきますよ~
次は・・・
「Compaction(コンパクション)」
コンパクションとは、
グリーンの固さを表しています。
スタート前に表示していないゴルフ場もあったりしますが、
ボールがグリーンに落ちた時にどのぐらい跳ねるか。ということです。
Compactionmeter(コンパクションメーター)という
先端が鉄の円錐のような形をしている測定器でグリーンの固さを計ります。
グリーンに刺した時にどのぐらい埋まるか、ということです。
数字が大きいほどグリーンは固い。ということになります。
ちなみに・・・
一般的にラウンドしているときは11~12ぐらいが多いとのことです。
プロのトーナメント場合は、12~14が多いらしいです。
14以上になると、ピッチマーク(ボールが落ちた時の跡)はほとんどつきません。
といった具合に単純に距離だけではなく、
実はスタート前にはラウンドするときに必要な情報が出ているのです。
事前にこういった情報を知っておくと、
セカンドの打ち方やアプローチのやり方も変わってきますよね。
今度ラウンドする機会がある方は、
スタッフの方に聞いても教えてくれますので、
スタート前にこの数字を気にしてみてはいかがでしょうか?
<練習場ガイド担当:丈太郎>