練習場で打っていると・・・
「あれ?飛ばないなぁ~」や「スライスするなぁ~」など
コースと違う弾道や飛距離で違和感を感じることがしばしばあるかと思います。
安心してください・・・練習場用のボールですから!
知っている方もいるかもしれませんが、
ボールには、
レンジボール(練習場用)と
コースボール(ゴルフ場用)
に分けることができます。
もっと細かくすると、
1ピース、2ピース、3ピース、4ピース、5ピースがあります。
簡単に言えば、ボールが何層で作られているかということです。
一般的に練習場で使用されているボールは1ピースですが、
ここ数年はよりコースボールに近い感覚で打つことができるということで、
2ピースを採用している練習場も多くあります。
また、コースボールを使用している練習場もありますね。
(写真:
トミマスゴルフクラブ)
練習場のボールで知っておくべき4つのこと
【その1】飛距離が少し落ちる
ボールが柔らかく、反発係数が低くなるため、ボールの初速が落ちるのです。
【その2】曲がり幅が大きくなる
ボールが柔らかいため、フェースにくっついている時間が長くなり、ボールのスピン量が増えて、ミスショットをした時の曲がり具合は大きくなってしまうのです。
【その3】高さが出にくい
ボールが柔らかいため、フェースにくっついている時間が長くなり、打ち出し角が低くなるのです。
<参考ページ:
練習場なら“ちょいスラ”でイイんです!>
「じゃあ、1ピースで練習するより、2ピースとかコースボールの方がいいじゃん!」
安心してください・・・
【その4】1ピースの良いところ
ボールが柔らかいということは・・・体への負担が少ないのです。
「体への負担を少なくして、体を痛めないように長くゴルフを楽しんでほしい」
という練習場さんの温かいメッセージでもあります。
練習場で飛ばない、曲がる、ボールが上がらない・・・
安心してください・・・
①飛距離が少し落ちる ②曲がり幅が大きい ③高さが出にくい ④1ピースのいいところ
この理由が頭の片隅に入っていれば、気にする必要がありません!
ご自身が行っている練習場さんがどのボールを使用しているか、
一度、スタッフの方に聞いてみるのも良いかもしれません。
<練習場ガイド担当:丈太郎>